くらすけくんLINEスタンプ第2弾、倉吉弁から標準語に

標準語版の第2弾の一部
 鳥取県倉吉市がマスコットキャラクター「くらすけくん」をデザインした通信アプリLINE(ライン)用のスタンプ第2弾として、標準語版を発売した。倉吉弁を取り入れた第1弾は市民に愛されつつも「よその人には分かりにくい」「会話の中で使いにくい」との指摘があった。市は相手によって使い分けるなど第1、2弾とも親しまれるよう願う。

 ともに40種類セットで、120円。2017年夏に発売した第1弾は、県外在住の市出身者に古里を懐かしんでほしいとの思いを込めて「いーがん」(いいね)、「そっだな」(そうだね)などの倉吉弁を多用した。片言の倉吉弁を使うという、くらすけくんの設定にもマッチした。

 ところが、「ばえるで」(暴れるよ、騒ぐよ)、「きょーてー」(怖い)などは、イラスト付きでも他県の人には分かりにくく、さらに、会話に使う場面が限られるのが難点。県外客に勧めた観光関係者から市に指摘があったという。

 市は、インパクトを重視するあまり、使い勝手の配慮が不十分だったと分析。LINE世代の若手職員の知恵を借り「にやり」「却下」「がーん」など使いやすい言葉を厳選し、全て標準語の第2弾を作成。このほど売り出した。

 市企画課の担当者は、使い分けを説くほか「第2弾から入って興味を持ち、第1弾を使ってもらえるといい」とし、倉吉弁にも目が向くよう期待する。

2020年8月4日 無断転載禁止