3密避けた会議形式 サンラポーむらくも リモートプラン販売

導入したカメラ機材とビデオ会議システムの通信状態を確認する従業員=松江市殿町、サンラポーむらくも
 新型コロナウイルスの感染拡大により講演会や会合の利用が減少している宿泊施設・サンラポーむらくも(松江市殿町)が、館内の複数の会場に分かれてリモートで会議ができるプランの取り扱いを始めた。高機能のカメラを導入し、「3密」を避けた新たな会議の開催形式として売り込む。

 リモートの会議はビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を利用し、同施設は人の音や動きに反応して自動で対象を拡大する機能が付いた高性能カメラ3台を計125万円で導入した。参加人数が100人規模の会議を最大3会場に分け、各会場の様子をスクリーンに映しながら同時進行で開催できる。

 また館外の会場とシステムをつなぎ、東京など県外で開かれる会議への参加や、講師がリモートで出演する講演会の開催などにも活用してもらう。プラン料金は部屋代は別に、カメラ機材を1台1万円で貸し出す。

 新型コロナの影響で会合利用はキャンセルや延期が相次ぎ、新規予約も低調。会議部門の8月の売り上げは前年同月比6割減と厳しい状況が続いている。リモート会議は安心して利用してもらえるプランとして月15~20件の開催を目指す。

2020年9月8日 無断転載禁止