地元デュオ、ライブハウスに恩返し グッズ収益など寄付

地元ライブハウスとのコラボタオルを手にするアイノテの藤原健跳さん(左)と榎本賢人さん=出雲市矢野町、ライブハウス&スタジオ アポロ
 島根県出雲市を拠点に活動し、今年で3周年を迎えたアコースティックデュオ「アイノテ」が、地元ライブハウスへの支援プロジェクトを始めた。新型コロナウイルスの影響で、予定していた47都道府県ツアーが中止になる中、自分たちを育ててくれた各施設へ恩返しをしようと、自らの楽曲やグッズ販売、無観客ライブの配信収益の一部を寄付する。

 8月に発売した新曲のタイトルにちなんで「~絆~プロジェクト」と名付けてスタート。地元出雲市のライブハウス「アポロ」、松江市の「カノーバ」、米子市の「ラフズ」を支援する。47都道府県ツアーの会場で販売予定だったCD、3周年を記念したTシャツ、3店舗とコラボしたタオル、キーホルダーの売り上げの一部を店頭や通信販売でファンに購入してもらい、寄付に充てる。

 新曲「~絆~」のミュージックビデオへの参加も募っている。「絆」と書いた紙を持った人の写真をたくさん集めてつなげ、人と人とのつながりを表現する。

 無観客ライブは結成3周年記念と銘打ち、地元の出雲アポロを会場にして行った。

 デュオ名には、お客さんに「合いの手」を入れてもらいながら一緒に楽しめる曲を届けたいという思いが込められている。初めて経験した無観客ライブはボーカルの藤原健跳(けんと)さん(26)にとって「(お客さんが)目の前にいてくれることは当たり前じゃない」と気付く機会となった。ボーカルとギターの榎本賢人(まさと)さん(25)は「対面のライブを再開できるまで、もっとたくさんの人に知ってもらえるよう、今が頑張りどき」と前を向く。

 Tシャツは受注が終了し、CDは山陰両県内のライブハウスやCDショップなどで、タオルとキーホルダーは通信販売している。詳しくはアイノテのホームページ(https://artist.aremond.net/ainote/)へ。

2020年9月9日 無断転載禁止