無人で瞬時に検温 非接触型の測定装置開発

日星クリエイトが商品化した体温測定装置で検温する関係者=米子市内
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、機械設計などの日星クリエイト(鳥取県伯耆町久古)が、非接触型の体温測定装置を商品化した。無人で瞬時に検温でき、人手がかからないことで感染リスクを低減。結果を遠隔地に通知する仕組みで、入館管理がしやすい特徴もある。

 8インチのモニター付き端末と、ドイツ製の赤外線温度センサーを組み合わせて開発。1.5メートル以内の距離で装置の前に立つと額の温度を測定し、設定温度を上回った場合、画面表示や警告音で知らせる。

 端末に3万件の測定履歴が画像付きで保存できるほか、インターネットを通じて離れた場所から測定結果をパソコンなどで把握する機能も付けており、施設の入館管理に役立つとしている。

 据え置き型や自立スタンド型の計3種類で、28万円。電子部品販売などのプロネット(米子市内町)とともに8月に発売し、山陰両県の旅館や観光施設、医療機関など80カ所以上が導入した。

 米子市内でこのほど、平井伸治鳥取県知事に商品化を報告し、県に1台を寄贈。日星クリエイトの加門孝則社長は「クラスター(感染者集団)対策などに有効活用されればうれしい」と話した。

2020年9月15日 無断転載禁止