米子・鳥取大病院 高速PCR検査機器導入

鳥取大医学部付属病院が導入した全自動高速PCR検査機器=米子市西町
 新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの感染有無を同時に45分で判定できる全自動高速PCR検査機器を導入したことを、鳥取大医学部付属病院(鳥取県米子市西町)が16日、発表した。懸念される同時流行に備えるとともに、迅速な判定が必要な救急現場で活用する。検査能力に余裕ができたため、自費での検査を17日から受け付ける。

 導入したのは1台で、2検体について、RSウイルス、肺炎球菌など21種類の病原体を判定できるのが特徴。作業が自動化され、判定までの所要時間が従来より10分短縮したのに加え、医療従事者の省力化にもつながった。

 併せて1度に24検体を2時間半で判定する機器1台も導入した。これまで1日当たり最大90検体だった検査能力が160検体に増え、同病院感染制御部の千酌浩樹部長は「大量、高速に検査できる体制が整った。これまで以上に検査を充実させたい」と話した。

 同病院は17日から、希望者に自費でのPCR検査を受け付ける。鼻や唾液から検体を採取し、2~4日後に電話や郵送で判定結果を知らせる。費用は2万9040円。予約専用電話0859(38)7570。

2020年9月17日 無断転載禁止