松江・大庭の高齢者クラブ 立正大淞南高に寄付金

北村直樹校長(左)に寄付金を手渡す大庭地区寿会連合会の荒木邦典会長
 新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染者集団)が発生した私立立正大淞南高校(松江市大庭町)の生徒と教職員に地域から応援の気持ちを伝えようと、高齢者クラブ「大庭地区寿会連合会」(180人)が16日、同校に寄付金3万6千円を贈った。本紙「こだま」欄に載った住民の投書がきっかけとなり、地元の高齢者たちが気持ちを一つにして行動した。

 寄付は、2日付こだま欄に載った松江市大庭町の佐々木敬子さん(77)の投書「集団感染 生徒に責任はない」がきっかけになった。佐々木さんはウオーキング中に生徒たちからあいさつや声を掛けてもらったエピソードを披露し、誹謗(ひぼう)中傷は気にせず「早く元気な姿を見せてください」と温かいメッセージを添えた。

 投稿は同会執行部会で大きな話題となり、メンバーは「地元の住民として何かできないか。もっと声を大にして応援しよう」と、行動を起こすことを決めた。後日、22人の役員が集まって会費の一部を寄付に充てることを全員の賛成で決定した。

 16日は、同校で荒木邦典会長(79)が、北村直樹校長(52)に寄付金を手渡した。

 北村校長は「大庭地区の方々に支援をいただき、とてもありがたい」と感謝し、荒木会長は「出会った時のあいさつやスポーツでの活躍に力をもらい、誇りに思っている。少しだが役立ててほしい」とエールを送った。

2020年9月17日 無断転載禁止