天皇杯 松江シティ初戦突破 5発で米子元気下す

【1回戦・松江シティFC-米子元気SC】前半15分、松江シティFCのFW北原大奨(右)がシュートを決め2-0とする=Axisバードスタジアム
 第100回の節目を迎えたサッカーの天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)が16日に開幕し、各地で1回戦16試合が行われた。鳥取市のAxisバードスタジアムであった山陰対決で、島根県代表の松江シティFC(JFL)が、鳥取県代表で初出場の米子元気SC(中国リーグ)を5-0で下した。初戦突破は2大会ぶり。

 松江シティは前半2分にFW中井栞吏のゴールで先制すると、最後まで攻撃の手を緩めなかった。米子元気も後半は持ち味のパスサッカーで何度か見せ場をつくった。

 今大会は新型コロナウイルスの影響で方式が変更され、都道府県代表とアマチュアシードのHonda FC(JFL)、J1の上位2チーム、J2とJ3の優勝チームの計52チームが出場。5回戦までは都道府県代表とアマチュアシードで争う。J2とJ3のチームは準々決勝、J1勢は準決勝から登場。決勝は来年1月1日に国立競技場で行われる。

 2回戦は23、30の両日にある。松江シティは23日、広島県三次市のみよし運動公園陸上競技場で岡山県代表の三菱水島FC(中国リーグ)と対戦する。


 ▽1回戦(16日・Axisバードスタジアム、315人)
松江シテ 5 3-0 0 米子元気
ィFC    2-0   SC
(島根)        (鳥取)
▽得点者【松】中井栞吏2、北原大奨2、佐藤啓志郎


 【評】松江シティは素早い攻守の切り替えと球際の強さを見せ、前半だけで3得点。勝利をたぐり寄せた。

 前線からプレスをかけ、敵陣でボールを奪いサイド攻撃を仕掛けた。前半2分、左サイドを崩し、ゴール正面でパスを受けたFW中井が左足で決めて先制。15分にFW北原、37分には右肩手術から復帰し、今季初の公式戦となったMF佐藤がゴールを挙げた。

 前半はうまくボールをつなげなかった米子元気は、徐々に落ち着きを取り戻した。後半、MF石原のシュートでゴールを脅かしたが1点が遠かった。

2020年9月17日 無断転載禁止