【速報】境港市の50代医療従事者が感染

 鳥取県が18日、境港市在住で県済生会境港総合病院(境港市米川町)に勤務する50代の女性医療従事者が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県西部で発生した建設従事者関連のクラスター(感染者集団)患者と接しており、県は院内感染を否定できないとしている。院内感染ならば山陰両県で初めてとなる。

 同病院では、12日に陽性患者4人が入院し、女性は13日に、このうちの1人を介助した。接する際は防護具を着用していた。一般病棟では勤務していない。

 同病院は18日以降の救急外来・新規入院と、23日の外来診療・健康診断の受け入れを中止する。入院中の陽性患者4人は、別の感染症指定医療機関に転院した。

 女性は17日に37・4度の発熱と嘔吐の症状があり、欠勤した。18日のPCR検査で陽性反応が出た。海外や県外への移動歴はない。

 県は、女性の濃厚接触者13人のうち、同じ病院内で勤務していた同僚11人の陰性を確認した。残りの同居する家族2人は19日に検査する。女性は現時点で無症状で、県内の入院協力医療機関に入院する。

 対策本部会議で平井伸治知事は、女性の行動範囲は狭いとし「一般県民に広がる事例ではない。基本的な予防策を徹底し、普段通り生活してほしい」と冷静な対応を求めた。

 鳥取県内での感染確認は計36人となった。

2020年9月18日 無断転載禁止