益田日赤に発熱外来 コロナとインフルの判別

益田赤十字病院が整備した新型コロナウイルスの検査機能を持つ発熱外来。1日に運用を開始する=益田市乙吉町
 益田赤十字病院(島根県益田市乙吉町)が、新型コロナウイルスとインフルエンザの感染判定を行う発熱外来を、同病院に隣接する旧血液センターに整備し、1日に運用を開始する。発熱やせきなど症状が似ている新型コロナとインフルの患者を速やかに判別して振り分け、地域の医療従事者の感染リスクを軽減する狙いがある。

 島根県によると、新型コロナの検査機能を持つ発熱外来の設置は県内で初めてという。

 発熱外来は、事業費約1500万円かけて同病院が独自に整備した。検査技師など医療スタッフ4人が、かかりつけ医などから新型コロナの検査が必要と判断された発熱者の検体を、ドライブスルー方式で採取。抗原検査や遺伝子増幅技術を使ったLAMP(ランプ)法で調べ、30分~2時間程度で感染の有無を判定する。

 同病院の木谷光博院長は「インフルエンザの流行期に向けて、医師会や行政と連携し、新型コロナをはじめとする感染症の院内感染防止に努め、地域医療を守っていきたい」と強調。市医師会の松本祐二会長は「市民への周知を徹底し、効率的に運用できるように協力していく」と話した。

2020年10月1日 無断転載禁止