イラン、武器禁輸解除を宣言 米国は認めず、対立続く

 9月22日の国連総会一般討論で放映されたビデオで演説するイランのロウハニ大統領(国連テレビから、共同)

 【テヘラン共同】イランとの武器の売り買いを禁止してきた国連安全保障理事会の制裁措置が18日、解除期限を迎えた。イラン外務省は18日の声明で、武器禁輸の措置は自動的に解除されたと宣言し、今後は武器の調達先や輸出について、いかなる制約も受けないと主張した。

 解除は、2015年にイランが米欧などと結んだ核合意に基づく。合意を一方的に離脱したトランプ米政権は、イランは「世界最大のテロ支援国家」だとして武器取引を断固認めない考えを表明しており、米イランの対立が続くことになる。

 声明は禁輸解除を宣言する一方、イランの防衛政策は自国技術の活用を原則にすると強調した。

共同通信社 2020年10月18日 無断転載禁止