感謝の大輪、明日への励み 医療従事者、花火に感激

夜空を彩る花火に歓声を上げる松江市立病院のスタッフ=18日午後7時4分、松江市乃白町、市立病院
 社会生活を支える人たちに向けた16~18日の「サプライズ花火」。感謝の思いを込めた大輪が夜空を彩ると、新型コロナウイルス対応の最前線で奮闘する医療従事者たちは空を仰いで思わぬプレゼントに感謝し、明日への英気を養った。

 松江市では18日、市立病院(松江市乃白町)8階の展望デッキから看護師7人と医師1人が堪能した。看護師朝倉里香さん(47)は「コロナ対策で誰もが緊張感を持って働く中で励みになった。言葉にならないほどうれしい」と目を細めた。

 出雲市でも17日、多くの人が空を見上げ、迫力ある光景を楽しんだ。島根県立中央病院(出雲市姫原4丁目)で、入院中の子どもたちと一緒に見た看護師の宍戸美穂さん(40)は「制約のある生活を続けている子どもたちも、目を輝かせて喜んでいた」と振り返った。

 浜田港を一望できる道の駅・ゆうひパークはまだ(浜田市原井町)では16日、約200人が足を止めた。浜田市立雲城小学校5年の羽柴希美さん(10)は「今年初めての花火。音が大きく、すごくきれいだった」と声を弾ませた。市内のスーパーで買い物をしていた同市竹迫町の主婦引田千鶴さん(63)は「孫にも会えないさみしい夏だった。花火を見ることができてラッキーでした」と話した。

2020年10月19日 無断転載禁止