カラフルかるた作ろう 図書館の催しにぎわう

蔵書を参考にかるたの絵を描く子ども=島根県西ノ島町浦郷、町コミュニティー図書館いかあ屋
 島根県西ノ島町浦郷の町コミュニティー図書館いかあ屋で14日、「いかあ屋フェス」が開かれた。家族連れが、館内の蔵書を活用した西ノ島ふるさとかるた作り、クイズラリーなど趣向を凝らした催しを通して本に親しんだ。

 住民公募で読み札が集まったかるた作りでは、親子が西ノ島の写真集や広報誌をひもとき、島内の風景や行事の写真を見て色鉛筆で取り札の絵柄を描いた。

 書棚を巡って答えを見つけるクイズラリー、館内の本を選んで「来年の抱負」「自分へのメッセージ」といったお題に、無作為に開いたページの言葉を拾って答える「直観読みブックマーカー」などのイベントが人気を集めた。

 隠岐島前高校生の読み聞かせ、屋外テントに住民が持ち寄った本を並べるリユース市も開かれた。かるた作りを楽しんだ西ノ島小学校4年の犬谷琴子さん(10)は「西ノ島の自然や伝統行事がうまく表現できた」と話した。

 木造平屋の同施設は、図書館機能を媒介にした地域コミュニティーの創出を掲げて2018年7月に開館し、3万1千冊を所蔵。飲食しながら本が読める「縁側カフェ」、体験活動用のキッチンなどが好評で19年は約3万人が利用した。

2020年11月15日 無断転載禁止