氷上初滑りに来場者歓声 サン・ビレッジ浜田

アイススケートを楽しむ親子連れ=浜田市上府町、サン・ビレッジ浜田
 存廃問題に揺れるアイススケート場「サン・ビレッジ浜田」(島根県浜田市上府町)が21日、今季の営業を始めた。新型コロナウイルス感染が全国で再拡大する中、来場者が感染対策に注意を払いながら、冬の到来を告げる氷上の初滑りを楽しんだ。

 新型コロナ対策で、施設側は来場者に事前の検温や氏名記入、手指消毒の徹底を求めた。さらに人が滞留しがちなロビーは、感染の危険性が増す「密」を避けるため、いすの数を減らす措置も取った。

 営業初日は滑走料無料イベント(貸し靴代など有料)を実施した。多くの家族連れが訪れ、壁づたいに慎重に滑ったり、尻もちをついたりしながらも歓声を上げた。

 家族3人で訪れた島根県邑南町立石見東小学校1年の板持寿弥君(6)は「久しぶりのスケートで楽しい」とはしゃいでいた。滑走料無料イベントは22日も実施する。

 同県西部のウインタースポーツを巡っては、浜田市と島根県邑南町のスキー場が相次ぎ事業停止し、少なくとも今季の営業はない。

 サン・ビレッジ浜田について、設置者の同市教育員会は2022年以降の存続条件に、20~22年の2シーズンで「利用者が急増する」ことを求めている。

2020年11月22日 無断転載禁止