砂丘に透明なドーム、まるで月面 宇宙題材の料理楽しむ

砂丘に設けた透明なドームの中で食事をする参加者=鳥取市浜坂、鳥取砂丘
 鳥取市浜坂の鳥取砂丘西側エリアに設置した透明なドームの中で食事を楽しむイベントが21日夜にあり、参加者が真っ暗な砂丘に浮かび上がる神秘的な空間で星や宇宙を題材にした料理を楽しんだ。

 広大な砂地が広がり、夜になると人口の光がなくなる場所で、違う惑星に行ったような感覚を味わってもらおうと、宙(そら)ツーリズム推進協議会(東京都)が企画した。鳥取砂丘は、粒が細かい砂や起伏のある環境が月面に似ているとされ、民間会社が月面探査車の性能実験を行ったこともある。

 ドームは直径3.8メートル、高さ2.2メートルで、10基を配置し、鳥取県内を中心に関西や関東から18組47人が参加。天の川をモチーフにしたちらしずしや星型の和菓子など、地元食材を使った11品を味わった。星空の楽しみ方をガイドする「星空案内人(星のソムリエ)」の資格を持つスタッフによる星空解説もあった。

 家族4人で訪れた郡家東小4年の西小路彗(はやと)君(10)は「宇宙にいるみたい。料理の色がきれいで苦手な魚もおいしく食べられた」と喜んだ。

2020年11月22日 無断転載禁止