社民島根が立民合流へ 12月の臨時大会で決定

常任幹事会の冒頭であいさつする社民党島根県連の山本誉代表(左)=大田市大田町、あすてらす
 社民党島根県連(山本誉代表)が28日、大田市内で常任幹事会を開き、立憲民主党に合流する方針を決めた。12月26日に開く臨時県連大会に議案を提出し、正式決定する。執行部は県連としてまとまっての合流を目指すが、反対する一部の党員たちが県連に残る可能性もある。

 常任幹事会には、常任幹事と県内8支部代表の計19人が出席。冒頭以外は非公開で行われ、県連全体で立民に合流するとの議案を、来月の臨時県連大会で諮ることを賛成多数で決めた。17人は「(政党として)大きくまとまって政府に対抗すべき」と賛成し、2人は「合流後も立民の中で運動を継続できるか危惧がある」と反対。所属議員の8人中7人が、合流すべきとの意見だったという。

 今後、各支部で意見集約を行う。執行部は党員に理解を呼び掛け全会一致の賛成を目指すが、反対意見が出れば出席者の過半数の採決にもつれ込む可能性もある。細田実幹事長は「個人で党に残る判断は尊重する」と述べるにとどめ、県連としての方針は変えない考えを示した。

 近く立民県連にも方針を伝え、合流に向けた協議の場を持つ。山本代表は「全員でまとまって合流できるよう提案したい」と話した。

 社民党をめぐっては、11月14日に東京都で開かれた臨時党大会で、立民への合流を容認する議決案が可決。これを受け、福島瑞穂党首を除く国会議員と、地方議員の多くが立民へ移るとみられる。島根県連は賛成票を投じていた。

2020年11月29日 無断転載禁止