スサマジ、追い上げ及ばず 8連敗で7位
バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)西地区6位の島根スサノオマジックは26日、ホームの安来市民体育館で第24戦に臨み、東地区8位の横浜ビー・コルセアーズに66-72で競り負けた。8連敗で通算8勝16敗。順位は7位となった。
島根は相手の4選手にそれぞれ2桁得点を許すなど激しい攻撃に翻弄(ほんろう)されながらも、第2クオーター以降、日本人選手が運動量を増やして追い上げる展開に持ち込み、試合終了まで緊張感あふれるゲームを繰り広げた。
横浜の注目選手、河村勇輝(東海大)が今季初登場。スピードのあるドライブとアシストを見せ、島根の逆転を許さなかった。
横浜との第25戦は、27日午後1時35分から同体育館である。
◇第24戦(26日・安来市民体育館、629人)
横 浜 72 19-14 66 島 根
8勝16敗 22-23 8勝16敗
15-11
16-18
【評】島根は最終盤まで逆転をうかがったが、わずかな勢いの差で一歩先に出ることができなかった。
第2クオーターで14点差をつけられた島根は、5分すぎのタイムアウト以降、ディフェンスリバウンドから反撃のリズムをつかんだ。阿部の3点シュート、杉浦の2連続3点シュート、トラビスの2点シュートにより残り2分7秒で3点差まで詰め寄り、いいムードをつくって37-41で折り返した。
後半も僅差を追い上げる展開が継続。最終クオーター、8点差から始まり、白濱の3点シュートやファウルがかさんだ相手からフリースローで1点ずつ取り返すなどして3点差まで詰めたが、相手の攻勢が衰えず、逃げ切られた。
2020年12月27日 無断転載禁止