「藻塩出雲そば」発売 障害者就労支援、人気商品に

藻塩出雲そばをアピールする利用者=松江市島根町大芦、通所はばたき
 松江市島根町大芦の障害者就労支援事業所「通所はばたき」が、看板商品「藻塩」を練り込んだ「藻塩出雲そば」を開発した。山陰では珍しいそばで、年の瀬のこの時期、年越しそば用に売り込み、新たな人気商品としての定着を目指す。

 社会福祉法人・山陰家庭学院が運営する通所はばたきでは、出雲市十六島町産の海藻・アラメから作る藻塩と、その関連商品作りに取り組んでいる。10年ほど前に製麺業の出雲たかはし(雲南市加茂町)の協力を得て開発した藻塩ラーメンが土産物屋や地域のイベントで人気を博している。

 今年は新型コロナウイルスの感染拡大で各種イベント中止が相次ぐ中、利用者の工賃を確保するため新しい商品の開発に取り組もうと考え、再び出雲たかはしの協力を得て、藻塩出雲そばを作った。

 細麺を使い、出雲そばののどごしとほのかな磯の香りが楽しめるのが特徴。今月1日から物産館や道の駅本庄などで販売したところ、好評で初回生産の1千セットを完売。年末年始にかけて追加発注した。

 松本成司施設長(54)は「山陰では珍しいそばができた。今年の年末はぜひ手に取って食べてほしい」と呼び掛ける。

 1セット2人前で、670円。松江市内の道の駅などで取り扱っている。

2020年12月30日 無断転載禁止