感染対策と経済回復の両立 仕事始め式で山陰両県知事が指示

仕事始め式で島根県の丸山達也知事(左)の訓示を聞く幹部職員=松江市殿町、県庁
 新型コロナウイルスの感染防止のため年末年始休暇の分散取得を呼び掛ける政府方針を受け、島根、鳥取両県が12日、例年より遅い仕事始め式を実施した。丸山達也知事と平井伸治知事がそれぞれ、感染拡大防止と経済回復の両立に全力で取り組むよう、幹部職員に訓示した。

 両県ともに2021年の業務開始日より8日遅く実施。出席者を部次長級以上の幹部職員に絞り、県民歌を歌わないなど式を簡素化した。

 島根県は50人が出席。丸山知事は政府の観光支援事業「Go To トラベル」の県内での再開を求めている現状を伝え「全国各地の感染状況はさまざまで、対策は一律ではない」と主張。「県民や事業者の現状をつぶさに把握し、県政に生かしてほしい」と呼び掛けた。

 鳥取県の平井知事は35人の職員を前に「地域が予防のレベルを上げ、態勢を強化していかないといけない」と強調し、患者を受け入れる病床数の確保を進める考えを示した。

2021年1月13日 無断転載禁止