浜田商高生がフットサル中継 FMアナとタッグで人気

ポルセイド浜田の試合を中継をするIT商業研究部員(左)と実況を担う稲田茂さん(中央)
 島根県立浜田商業高校(浜田市熱田町)のIT商業研究部が、日本フットサルリーグ2部(F2)・ポルセイド浜田の試合をインターネットで中継している。実況はエフエム山陰(松江市学園南1丁目)のアナウンサー・稲田茂さん(53)。中継の視聴者数は最高約8千人を記録するほどの人気で、新型コロナウイルスの影響で会場に足を運べないファンの心を捉える。

 2020年9月の今シーズン開幕当時、F2の試合が無観客開催だったため、ポルセイド浜田が所属選手が在籍している同部と、エフエム山陰に配信用動画の制作を依頼したのが連携のきっかけになった。

 10月の第2節から、同部の藤田靖也さん(17)、板本大輝さん(17)、佐々木佑音さん(16)と顧問、稲田さんが協力して県立体育館(浜田市黒川町)の試合を中継することにした。機材は、学校の備品と顧問や部員の個人所有のものを使い、秋の学園祭などで蓄積したノウハウを活用して臨んだ。

 3~5台のカメラで撮影し、切り替えやテロップ挿入も部員が担う。稲田さんの的確な実況もあり、1回目の配信は約8千人が視聴。会員制交流サイト(SNS)では、「レベルがすごい」などと高評価の書き込みが相次いだ。その後も1試合当たり平均約3千人が閲覧しており、順調に推移する。

 稲田さんは「(中継を)一から作り上げてきた部員は非常に頼りになった。地元の若い人が配信に関わるやり方は、今後のモデルになる」と強調する。

 部員たちは中継作業を通し、大きな刺激を受けた。主にカメラ撮影を担当する藤田さんは「まだまだクオリティーには満足しておらず、さらに力をつけたい。将来は映像に関わる仕事がしたい」と話した。

 フットサルなどの試合を配信する動画サイト「マイクジュー」で配信する。24日午後2時半から同体育館で開かれるアグレミーナ浜松戦も中継する。

2021年1月14日 無断転載禁止