スサマジ A東京に屈す Bリーグ1部
今年初のホーム戦に挑んだ島根は前半、山下泰弘、北川弘の両ポイントガードの好アシストで外国籍選手が決めてインサイドを支配。一時リードする場面もあった。2カ月半ぶりにペリン・ビュフォードが復帰し、得点を挙げて雰囲気を高めたが、第3クオーター以降は相手3点シュートの精度が高まり、島根のファウルも重なって突き放された。
アルバルク東京との第29戦は24日午後1時35分から、同体育館である。
◇第28戦(23日・松江市総合体育館、1132人)
A 東 京 86 19-14 64 島 根
16勝12敗 16-21 9勝19敗
22-16
29-13
競り合い終盤に失速
【評】中盤まで一進一退の攻防を繰り広げたが、終盤で大量失点を許して失速した。
第1クオーターは相手ペースを追い上げる展開。残り2分40秒で久々のビュフォードが入り、勢いづいた。
5点を追う第2クオーターでは守備の強度が上がり、相手を苦しめた。残り1分46秒からトラビスのダンク、ブルックスの3点シュートが決まり、前半を35-35で折り返した。
第3クオーターは杉浦やブルックス、北川のシュートなどで一時5点をリードしたが、相手が3点シュート中心の攻撃に切り替えて点差が開いた。
最終クオーターは意気消沈し、相手の5選手に計6本の3点シュートを沈められて失点が膨れ上がった。
相手の3点シュート成功率37・9%に対し、島根はわずか7・7%、課題の克服は今試合もできなかった。
2021年1月24日 無断転載禁止