女子ログ 生まれてきたときのこと

 小学2年生の息子の学校から、子どもへ向けて、生まれたときのことについて手紙を書いてほしいというお願いが来た。

 2年前、2歳上の長女に向けても同じように手紙を書いた。初めての妊娠、出産など書くことがいくらでもあり、すんなり書いたことを覚えている。

 だが今回は、なかなか難しかった。息子の生まれた頃を思い出してみると、いつも長女が出てきてしまう。2人目である息子の妊娠中は、長女の世話で忙しく、妊娠中の思い出は、そのまま1歳の長女との思い出だ。

 大事な手紙が長女主体になるのは避けたいので、いろいろ考え、少し目線を変えてみた。

 妊娠中のことをあまり思い出せないのは、おなかの中でいつも元気でいてくれたから、と。病院の検診に行く度に、「赤ちゃん元気ですよ」とお医者さんから言われたこと。そのままとても元気な状態で生まれてきてくれ、すごくうれしかったこと。お父さんもお姉ちゃんもおじいちゃん、おばあちゃんもみんな喜んでくれたこと、など。そして、初めての男の子は本当にかわいくてかわいくてしょうがなかったこと。名前の由来もいれるといつに間にか長い手紙になっていた。

 手紙は参観日の授業で初めて読むという。息子の反応はどうだろうか。

(江津市・珈琲豆)

2021年1月27日 無断転載禁止