夕日に染まった赤壁の撮影を楽しむ人たち=島根県知夫村
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サンセットクルーズ
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 隠岐ユネスコ世界ジオパークの赤壁(せきへき)(知夫村)で、夕焼けの断崖絶壁を楽しむサンセットクルーズの試験運航が始まった。日本海の夕日に染まる絶景が「迫力がある」と好評で、滞在型観光の掘り起こしを目指す西ノ島町の運航会社が事業化に向けてサービスや料金を検討する。

 国の名勝・天然記念物の赤壁は火砕丘の赤い岩脈が重なり、600万年前の火山活動でできた隠岐諸島を象徴するスポット。日本海にそそり立つ赤褐色の断崖が夕映えに赤く染まる姿は知夫村のシンボルとして知られる。しかし、海上から赤壁を眺める定期運航の遊覧船はない。

 試験運航は、国賀海岸(西ノ島町浦郷)の遊覧船を手掛ける隠岐観光(同)が、観光客から「赤壁も下から見てみたい」との要望を受けて企画した。30日まで毎週土曜に、浦郷港を出発して日本海に沈む夕日や赤壁近くの洞窟を1時間で巡る。後醍醐天皇の逸話にちなむ地名の紹介や、イワガキの養殖いかだが広がるカルデラ湾の案内も楽しみの一つになっている。

 9日の運航では観光客5人が、マグマの通り道などがむき出しになった赤壁が夕照を受けて赤みを増す様子や、遠く見える知夫里島の放牧牛の群れに見入った。友人と乗船した出雲市の森安真木さん(27)「火山活動の様子が手に取るように分かり、海から見る絶景に圧倒された」と喜んだ。

 試験運航の料金は中学生以上2500円、小学生1250円。当日午後4時までに予約が必要。問い合わせは隠岐観光別府営業所、電話08514(7)8412。
      (森山郷雄)