段ボールで作られた駅舎に見入る来場者=雲南市木次町里方、マルシェリーズ
段ボールで作られた駅舎に見入る来場者=雲南市木次町里方、マルシェリーズ

 元国鉄職員の段ボールクラフト作家・原禎幸さん(66)=出雲市湖陵町三部=の作品展が、雲南市木次町里方の商業施設「マルシェリーズ」で始まった。細部まで精巧に作られた駅舎やSL9点が来場者を楽しませている。28日まで。入場無料。
 国の重要文化財・JR旧大社駅(出雲市大社町北荒木)や山陰線最古の駅舎・御来屋駅(鳥取県大山町西坪)、人気アニメ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」に登場した「無限列車」を40分の1のスケールで再現したSLなどがある。使用済みの段ボールを材料に、3~5ミリのパーツをいくつも準備し、最後に組み立てる独自の技法で完成させた。
 原さんは1972年、分割民営化前の国鉄に入り、米子鉄道管理局(現・JR西日本米子支社)では気動車の運転士を務めた。新人時代にはSLに石炭を積む作業を経験した。
原さんは「少しでも昔の国鉄を知ってもらえたらうれしい」と呼び掛けた。
 (清山遼太)