完成した「夫婦岩だんご」を手にする生徒(中)たち=雲南市大東町飯田
完成した「夫婦岩だんご」を手にする生徒(中)たち=雲南市大東町飯田

 「夫婦(めおと)岩団子を作ってみたいと思います!」ー。須我神社奥宮(雲南市大東町須賀)の「夫婦岩」を模したスイーツの作り方を、地元の中学生が紹介する動画が完成した。開発した市民団体が若い世代にアピールしようと、中学生を起用した。25日から公開する。
 スイーツ「夫婦岩だんご」は、市民団体「つむぎ」が地域の歴史に触れる「学べるスウィーツ」の一つとして考案。三つの巨岩が寄り添って鎮座する様子を大中小の白玉団子に置き換え、ごまペーストを加えたあんや青のりで岩の表面を表現する。
 動画に出演したのは、いずれも大東中学校(大東町養賀)3年の野々村優さん(14)、小村康晴さん(15)、森広彗斗さん(14)。13日から3日間、つむぎで職場体験学習に参加し、広報活動の一環として取り組んだ。
 エプロンと三角巾姿でシェアオフィスいとやど(大東町飯田)に登場。カメラを前に、作り方の説明を交えて団子をこね、実際の夫婦岩の写真と見比べながら、仕上げた。
 小村さんは「こけの濃さや薄さを意識して再現した」と満足そうに話した。スイーツで歴史を学ぶ企画に野々村さんは「夫婦岩を知ってもらうことをゴールに、ハードルを低くして楽しんでもらえるよう考えられていた」と感心。森広さんは中学生の動画で「同級生や若い人に地元に興味を持ってもらえるよう力になれたらいい」と期待した。
 動画は、学べるスウィーツのホームページでレシピとともに公開される。
 (狩野樹理)