JR木次線と芸備線を盛り上げるイベントがこのほど、両路線が乗り入れる広島県庄原市の備後落合駅であった。駅名物の「おでんうどん」や幻の魚と言われる渓流魚ゴギの塩焼きが振る舞われ、観光客でにぎわった。
1990年まで駅ホームで販売されたおでんうどんは、大根、厚揚げ、卵などがのったうどん。三井野原スキー場へ行く列車の待ち時間に食べたという来場者もあり、往事を懐かしんだ。
イベントは庄原市などが企画した。
芸備線は、利用促進の一環で土、日曜、祝日は12月5日まで増便されており、関係機関が乗車を呼び掛けている。
(新藤正春)