島根県教育委員会(資料)
島根県教育委員会(資料)

 島根県教育委員会が12日、勤務中に学校敷地内で飲酒した後、帰宅中に物損事故を起こしたとして、県立高校の教諭(52)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 県教委によると、元教諭は5月28日午後3時ごろ、勤務時間中に外出して缶チューハイ(500ミリリットル、アルコール度数9%)を3缶購入。副顧問を務める硬式テニス部の指導中だった午後5時ごろ、学校敷地内に止めた車で1缶の半分程度を飲み、指導に戻った。

 さらに、出雲市斐川町内の自宅に帰宅する際、運転しながら残りの半分と2缶を飲み、眠気を感じたところ、自宅300メートル手前の水田に車ごと落ちる事故を起こした。

 周辺住民の通報で出雲署員が駆け付け、酒気帯び運転が判明。元教諭は道交法違反の罪で出雲区検に略式起訴され、出雲簡裁から罰金50万円の略式命令を受け、納付した。

 元教諭は県教委の聞き取りに対して「地域の信頼を裏切り、大変申し訳ない」と話しているという。

 県教委は監督責任を問い、校長を文書訓告、教頭を口頭訓告とした。県教委学校企画課の大野雅史課長は学校内の飲酒で悪質性は高いと説明。「子どもの模範となる教職員にあってはならない。一層の服務規律の確保徹底に努める」と謝罪した。