2回転灯台の技を見せる松井佑斗君=出雲市武志町
2回転灯台の技を見せる松井佑斗君=出雲市武志町

 出雲市立北陽小学校6年の松井佑斗君(12)=出雲市武志町=が第33回全日本少年少女けん玉道選手権大会西中国予選の男子の部で初優勝した。難易度の高い技を50回中46回成功させ、強豪の広島、山口両県代表を押さえて島根県勢として初めて頂点に立った。

 

 日本けん玉協会が認定するけん玉道段位のうち20歳以下では最高位の5段を保持する実力者。小学2年生の時の6級認定をきっかけに、けん玉にのめり込み、自宅近くの教室に通い始めた。
 間もなく初段に認定されると、父・寛さん(41)と自宅で練習に励み、小学3年の時に県内最年少の9歳で5段に上り詰めた。その後も、県内外やオンラインの大会で優勝を重ね、腕を磨いた。
 9月の選手権大会西中国予選男子の部には島根、広島、山口3県8人の小学生の有段者が参加。10種の規定の技に5回ずつ挑み、成功した回数が得点となるルールで競った。
 2回目の西中国予選出場だった松井君は、玉を持って、けんを前に振りだし2回転させてから玉に乗せる「2回転灯台」、けんのすべり止めと呼ばれる部分に玉を乗せる「すべり止め極意」といった難度の高い得意技を決め得点を稼いだ。
 新型コロナウイルス禍を踏まえ全国大会出場は辞退したが、西中国予選優勝は大きな自信になった。「けん玉をやってくれる人が増えてくれたらうれしい。海外の大会にも挑戦してみたい」と意欲を新たにする。
(井上雅子)