ビデオ通話システム「Zoom」を通して講義する堀江清市さん(右)=松江市朝日町
ビデオ通話システム「Zoom」を通して講義する堀江清市さん(右)=松江市朝日町

 山陰中央新報文化センター松江教室(松江市殿町)の話し方講座が3日、初のオンラインで実施された。新型コロナウイルスの感染未然防止を狙いに、元NHKアナウンサーで講座の講師を務める堀江清市さん(70)が発案。ビデオ通話システム「Zoom(ズーム)」を通し、発声や発音のこつを伝授した。

 4~9月の前期講座は、新型コロナの影響で中止になっていた。

 オンライン開催を発案した堀江さんはパソコンを使わない受講者のために、ズームを使うための手順書をつくって受講希望者に配ったほか、個別で使い方を指導し、準備を整えた。

 初回講座には、初級計4人が参加。堀江さんが「声は鍛えるものではなく、守るもの」と説明をし、発声しやすい姿勢や呼吸法を実践し、発声や発音練習を行った。

 松江市奥谷町の多久和郁子さん(69)は「オンラインは不安だったが、使い方を丁寧に教えてもらえたので安心した」と話した。堀江さんは、「オンライン技術と話術の両方を身に付けることができる。カメラに向かっての話し方や写り方などズームだからこそできることも伝えたい」と意気込んでいる。講座は来年3月までの予定。