規制線が張られたJR松江駅構内。左奥が「縁結びの広場」=1日午後1時54分、松江市朝日町
規制線が張られたJR松江駅構内。左奥が「縁結びの広場」=1日午後1時54分、松江市朝日町

 1日午後0時40分ごろ、松江市朝日町のJR松江駅構内で、80代の女性が男に刃物で刺される事件があった。通報で駆け付けた松江署員が約10分後、駅南口近くのテナントビル前で、刃渡り17センチ程度の包丁2本を所持した銃刀法違反の現行犯で、同市雑賀町、無職の男(38)を逮捕した。女性は病院への搬送時に会話ができる状態だったという。

【写真】物々しいJR松江駅構内の様子

 同署によると「JR松江駅構内で男が包丁で女性を刺した」と、通行人の男性から110番があった。

 刺された女性を救助した人や、騒ぎを目撃した人らの話によると、女性が刺された現場は、大型テレビや休憩所がある「縁結びの広場」のそばのトイレ付近。大きな男の声がして、被害者の女性が出血した首元を手で押さえていた。近くにいた男性4、5人が駅の外で男を取り押さえたという。

 松江署の調べに対し、男は正当な理由がなく刃物を持っていた容疑を認めており、同署は女性を刺した事件との関連を調べる。

 事件当時、駅構内は帰省客や旅行客らで多くの人が往来していた。騒ぎを聞いて駅に駆け付けた近くに住む70代の男性は「何が起こったかと思った、年明けから物騒だ」と驚いた。