ペンキ職人の佐藤利行さん(70)=松江市西嫁島2丁目=が建設現場で出る端材に趣味で詩や絵を描き、作品に生まれ変わらせている。木材の風合いが味わえ、インテリアになる作品は地域住民の話題になっている。

 55年にわたり塗装業に従事し、松江市乃白町に店舗「この街のぺんき屋さとう」を構える。外壁や屋根の塗装を請け負う傍ら、ボランティアで障害者施設の塗装を手掛けるなど地域貢献にも関心を寄せてきた。

 10年ほど前、孫のTシャツなどに絵を描くうち、建設現場から端材を拾って持ち帰り、詩や絵を描くようになった。端材に文字や絵を彫ってから色を塗って仕上げる。文字は、詩人・あいだみつをさんの作品のほか「唯我独尊」「諸行無常」など格言や名言を使う。絵は、人気漫画や著名な画家の作品を模写する。

 こだわりは...