昨年12月、88歳で亡くなった高良留美子(こうら・るみこ)はスケールの大きい表現者だった。新聞の訃報欄の肩書には、詩人、評論家、女性史研究者とあったが、作家や思想家、哲学者の顔も併せ持っていた...