特撮映画「シン・ウルトラマン」が公開初日を迎え、主人公でウルトラマンに変身する男を演じた俳優の斎藤工が、東京都内で舞台あいさつをした。当日朝、作品を映画館に見に行ったが、ハプニングがあったことを打ち明けた。

 上映開始に間に合わず、受付で「斎藤工さん、シン・ウルトラマン、8時20分の回どうぞー」と名前を呼び上げられたと言い、バレバレとなった「お忍び観賞」が、会場の笑いを誘った。

 作品は、巨大不明生物「禍威獣(かいじゅう)」が現れ、その存在が日常となった現代日本が舞台。危機が迫る中、大気圏外からは銀色の巨人が現れる。通常兵器は役に立たず、政府が立ち上げた「禍威獣特設対策室」メンバーの活躍を描く。

 ペンライト形アイテム「ベーターカプセル」を押し、ウルトラマンに変身するシーンに話題が及ぶと「ベーターカプセルが物語の肝となる。造形も美しい。ある意味、この物語の主人公でもある」と斎藤。「(撮影前は)スプーンで練習していましたが、実際は思ったより重く、その重量に助けられて演技することができた」と振り返った。

 樋口真嗣監督は、変身シーンで手の角度にこだわり、撮影回数を重ねたと話した。斎藤は「ここにこだわるのが、ウルトラマンの現場だなと思った。ウルトラマン愛を感じました」と語ると、共演した西島秀俊が「僕も小さい頃から変身したいと思っていた」とうらやましがった。

 他に共演の長沢まさみ、有岡大貴、早見あかりが出席した。