出雲市が15日、新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け集団接種会場として検討中の出雲科学館(出雲市今市町)など10カ所を明らかにした。医療機関での個別接種も併用する。高齢者のうち施設入所者は施設での集団接種を想定し、4月19日以降に始める予定。

 15日の市議会全員協議会で市が説明した。4月第3週に市に届く予定のワクチンは1950回分(一般的な注射器換算)のため、2回接種できるのは975人となる計算。このため市内の高齢者(約5万5千人)のうち、クラスター(感染者集団)発生時の重症化リスクが高い施設入所者(約3400人)を優先する。

 ほかの集団接種会場9カ所は、イオンモール出雲(出雲市渡橋町)▽ラピタ本店(同市今市町)▽ゆめタウン出雲(同市大塚町)▽平田文化館(同市平田町)▽佐田行政センター(同市佐田町反辺)▽多伎いちじく館(同市多伎町多岐)▽湖陵ふれあい館(同市湖陵町三部)▽大社行政センター(同市大社町杵築南)▽出雲徳洲会病院(同市斐川町直江)。どこで受けても良い。今後のワクチン供給状況に応じ、個別接種の会場も調整を進める。

 在宅の高齢者や、一般への接種開始時期は現時点で未定という。

 市はワクチン接種に関する相談を受けるコールセンターを24日に開設予定。(中島諒)