スマートフォンの自撮り機能を使いユーチューブで情報発信を続ける中村凪沙さん=島根県知夫村
スマートフォンの自撮り機能を使いユーチューブで情報発信を続ける中村凪沙さん=島根県知夫村

 島根県知夫村の地域おこし協力隊員で、村役場の広報業務を担う中村凪沙(なぎさ)さん(23)=大阪府堺市出身=がユーチューバーとして離島生活を発信している。移住希望者に好評で、島民の応援を受けながらより広く魅力を伝えようと張り切っている。
       (鎌田剛)

 中村さんは大学4年生だった1月中旬から1カ月間の村役場でのインターン中に「世話になる分、村の魅力を伝えることで恩返しをしよう」とユーチューブチャンネル「なぎんこ 島暮らし」を開設。スマートフォンの自撮り機能を使い、自宅の間取り、衣類が片付かない室内、料理の腕前や窓からの風景など、私生活を隠さず投稿してきた。

 近所からお裾分けがあったり、鮮魚のさばき方を教えてもらったりする島民との触れ合い、大自然の美しさなど、村の魅力も5分前後にまとめて発信。4月に地域おこし協力隊員として町役場の広報担当になってからも投稿を続け、評判を呼び、「なぎんこちゃんですか?」と声をかけられるようになった。

 村地域振興課によると、移住希望者として問い合わせをしてくる人の多くが、同チャンネルを見ているという。中村さんは「知夫里島に来るきっかけにしてほしい」と話し、村の人たちの温かさやユニークな島の暮らしを伝えていきたいと考えている。