2020年に開かれた、しまね未来共創フェスタ(資料)
2020年に開かれた、しまね未来共創フェスタ(資料)

 空き家対策や医療の充実など、島根県内の地域課題の解決に挑む高校生を支援する「しまね未来共創チャレンジ」が本年度、始まる。審査を通過した生徒には活動支援金として最大10万円を支給。企業経営者や大学生がチャレンジをサポートし、県内で活躍する人材を育てる。7月10日まで申し込みを受け付け、募集に向けたオンライン説明会を5月23日に開く。

 県内高校の生徒などが対象で、解決を目指す課題は自由。個人でもチームでも応募できる。10のプロジェクトを選ぶ予定で、一つのプロジェクト(高校生1~4人)に対し社会人と大学生の計2人がサポートメンバーとして加わる。

 教育魅力化による地域振興に取り組む一般財団法人「地域・教育魅力化プラットフォーム」と、山陰中央テレビジョン放送と関連会社のTSKグループの基金・さんいん未来縁人(みらいえんじん)が主催し、県内の企業や団体が協賛して活動支援金の一部を負担する。プラットフォームの森山裕介事業リーダー(32)は「オール島根で生徒を支援し、大人と一緒に未来を作る若者の誕生につなげたい」と話す。

 参加希望者は県内の各高校に配布したチラシなどからスマートフォンでQRコードを読み込み、専用フォームに解決を目指す課題を書いて応募する。在学期間中であれば毎年度、申請できる。参加必須ではないが、5月23日と6月8、11日にオンラインで説明会を開き、6月19日と7月3、9日に社会人や大学生の助言が受けられるワークショップがある。

 書類選考を通過した生徒は、7月下旬に松江市内である合宿に参加。プレゼンテーションをしてもらい、支援対象となるプロジェクトが決まる。問い合わせは地域・教育魅力化プラットフォーム、電話0852(61)8866。
      (清山遼太)