少雨の影響で流量が減り、川底が現れた日野川の車尾堰付近‖5月23日午後、米子市吉岡
少雨の影響で流量が減り、川底が現れた日野川の車尾堰付近‖5月23日午後、米子市吉岡

 鳥取県西部を流れる日野川で26日午前9時に工業、農業、水道用水を対象にした一律5%の取水制限が始まる。5月初旬からの少雨の影響で河川流量が減り続けているため。実施は3年ぶりとなる。国土交通省日野川河川事務所が25日発表した。

 毎秒5トンが望ましいとされる下流の車尾(くずも)堰(ぜき)地点(米子市)の流量が24日時点で0・71トンとなり、取水制限の開始目安である1トンを下回った。26日以降は、まとまった量の雨が降って流量が回復するまで制限を継続する。

 国や利水団体などでつくる日野川流域水利用協議会は、5%カットを行っても流量が1トン未満にとどまる場合、制限率を段階的に引き上げることを取り決めている。

 流域の5月(1~24日)の降水量は22・9ミリで、平年の4分の1。気象庁によると、26日午後に雨が降る見込みだが、今後1週間も晴れの日が多い予報となっている。
      (井上誉文)