台湾には、日本にはいない「小黒蚊」と呼ばれる毒性の強い虫が生息している。休日に買い物に出かけた際、緑の多い公園で休憩してから家に帰ってきたら、腕と足首がだんだんかゆくなってきた。そのうちかゆさは異常なレベルになり、気が付くと20カ所以上に刺された跡があった。小黒蚊に刺されたのに違いない。

 小黒蚊は1913年に日本の昆虫学者、素木得一氏が台湾中部で発見、命名したとされる。普通の蚊の5分の1ほどの大きさ。黒い吸血虫で、厳密には蚊とは異なる種類という。刺された場合のかゆさは日本の蚊の比ではないほど強烈で、1カ月ほど続くこともある。

 かゆみに耐えかねて、薬を買いに近所のスーパーに足を運ぶと、...