アベノマスクから作り直した作品を紹介する石橋登志美さん=出雲市佐田町反辺、花こみち
アベノマスクから作り直した作品を紹介する石橋登志美さん=出雲市佐田町反辺、花こみち

 出雲市佐田町反辺の手作り雑貨店「花こみち」店主の石橋登志美さん(75)が、廃棄されるアベノマスクを利用し、ハンカチや巾着といった夏に役立つ小物に作り直した。

 石橋さんは服を作ったり染めたりすることに興味があった。着物を廃棄する人が増えてきたと知り、着物を再利用したワンピースやスカートを自宅の店で販売している。

 2月にアベノマスク廃棄のニュースを聞き「もったいない。捨てるなら有効活用したい」との思いから、厚生労働省に問い合わせると、5月末にマスク200枚が無償で届いた。

 自然のサクラやヨモギ、シソ、紅茶を染料に使用。ピンクやクリーム色の優しい色合いのスヌードや日よけ対策のアームカバー、巾着、クッションを手作りで約100点仕上げた。

 石橋さんは「活動を通じて、子どもから大人までモノを大切にする気持ちを持ってくれたらうれしい」と話した。

 作品の一部は石橋さんが所属する住民有志の「出雲結の会」が9月に市役所で展示する。
      (佐野翔一)