先週、経産省から5月の鉱工業生産指数が公表されました。これによれば、季節調整済みの前月比で事前の市場予測が0・3%低下だったのに対して、7・2%低下と大きく落ち込みました。これは、2年前の新型コロナウイルスの感染拡大により、第1回目の緊急事態宣言が発出された時以来の大幅な落ち込みになります。

 そこで、この落ち込みの原因を探るべく内訳を見てみると、電気・情報通信機械や自動車、生産用機械といった業種で落ち込んでいることがわかります。5月と言えば、中国ロックダウン(都市封鎖)の影響により、エアコンや自動車、採掘機械などの生産が滞りました。このことからすれば、いかにわが国の生産活動が中国に依存していたかが反映された結果と言えるでしょう。

 なお、同時に公表された生産の予測指数によれば、...