ガンダムと島根スサノオマジックのマンホール4種を披露する関係者=松江市学園南1丁目、市総合体育館
ガンダムと島根スサノオマジックのマンホール4種を披露する関係者=松江市学園南1丁目、市総合体育館

 テレビアニメ「機動戦士ガンダム」のイラストが描かれたマンホール2種が今月末、松江市内にお目見えする。バンダイナムコグループが全国の自治体に特製マンホールを寄贈する企画に松江市が応募した。また、島根県と市はバスケットボール男子Bリーグ1部(B1)島根スサノオマジックをイメージしたマンホール2種の製作も進めていて、松江の新たな名物になりそう。

 今年は松江市公共下水道と、島根県流域下水道の供用開始40周年に当たり、下水道事業に関心を持ってもらおうと、企画への応募とマンホール製作を決めた。

 ガンダムのマンホールは、桜の咲く国宝・松江城天守を背景に作品の主人公、アムロ・レイが搭乗するガンダムが描かれているほか、水都・松江にちなんで宍道湖に沈む夕日とともに水陸両用のロボット・アッガイがデザインされた。

 2種とも29日早朝までに松江市内に設置する予定。

 スサノオマジックのマンホールは、チームのロゴと、マスコットのすさたまくんをデザインした2種を製作中で、今秋中の完成を予定する。

 15日、市総合体育館でのスサノオマジックのホームゲーム開始前に上定昭仁市長らがマンホール4種のパネルを手に登場し、デザインを初公開した。

 市上下水道局の杉谷雄二上下水道部次長は「松江を象徴する良いデザインに仕上げてもらった。観光資源としても広く活用したい」と話した。
  (中島諒)