国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた東京都港区、元慶応大生の被告(22)の初公判が23日、松江地裁(畑口泰成裁判官)であり、被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 起訴状などによると、被告は2020年7月、給付対象の個人事業主ではない男らと共謀し、中小企業庁に虚偽申請。同月21日、男の口座に100万円を振り込ませてだまし取り「指南料」として一部を受け取ったとしている。

 検察側の冒頭陳述によると、被告は、男から、申請書類に記載した売上に関し「実際に自分が稼いだ金額と違う。不正受給にならないのか」と問われた際に「数値に合わせて領収書を集めればよい」と答えていた。

 このほか、別の男にも指南し、同様に給付金をだまし取ったとする詐欺罪で追起訴されている。