丸山達也知事(資料)
丸山達也知事(資料)

 東京五輪の観客について大会関係者を別枠とする大会組織委員会や政府などの方針に対し、島根県の丸山達也知事が23日、これまでに示された新型コロナウイルス感染対策と矛盾するとの認識を示し「二枚舌だ」と述べた。

 東京五輪の観客を巡っては21日に大会組織委や政府、東京都などが5者協議を開き、政府が示すコロナ感染対策の大規模イベント制限に準じて、五輪会場の観客の上限を1万人とすることを決定。ただ、スポンサーなど大会関係者は別枠とした。

 これに対し、定例会見で丸山知事は「これまでイベント主催者は基準を守ってきた」と指摘。感染拡大防止を呼び掛ける立場の政府と東京都が別枠を認めたことが、これまでの対策と矛盾していると主張し、今後は都民や国民への自粛要請で協力が得られなくなると危惧した。
      (原田准吏)