避難所を訪れた市民=午前8時15分、松江市学園南1丁目、市総合体育館
避難所を訪れた市民=午前8時15分、松江市学園南1丁目、市総合体育館

 島根県東部、鳥取県中・西部では相次いで線状降水帯の形成が確認され、気象庁は7日、それぞれ「顕著な大雨に関する気象情報」を出した。松江市付近では、猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」も発表された。
 出雲市では1時間に75・0ミリ、鳥取県江府町で1時間51・0ミリの非常に激しい雨が観測された。松江市、出雲市、雲南市、安来市で避難指示が出ている。
 松江市総合体育館に避難した同市黒田町の会社員高村健さん(27)は「黒田町の川が増水し、道路が冠水して不安になった。熱海市の土石流のことがあったので、妻と1歳の息子と避難した。家の近くに崖があり不安だ」と話した。午前8時時点で同体育館には19世帯49人が避難している。
 梅雨前線は朝鮮半島から日本の東へ延び、前線上の低気圧が能登半島沖を東へ進んだ。前線は10日にかけて本州付近に停滞し、西日本から東日本の日本海側を中心に大雨になりやすいという。
 8日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で中国、九州北部150ミリ、北陸、近畿100ミリ、東海80ミリ、東北60ミリ。その後の24時間は北陸、近畿、中国50~100ミリ。