豪雨の影響で浸水した三刀屋町内=雲南市三刀屋町三刀屋
豪雨の影響で浸水した三刀屋町内=雲南市三刀屋町三刀屋

 活発化した梅雨前線の影響で、島根県東部を中心に12日未明から猛烈な雨が断続的に降り、床上浸水が21棟、床下浸水は141棟に上った。人的被害は確認されていない。島根と広島を結ぶ基幹道の国道54号が一部区間で通行止めとなり、両県の往来ができない状況が続いている。

 島根県によると午後1時点で、床上浸水が松江と出雲で計21棟、床下浸水が松江市、出雲市、益田市、安来市、雲南市、飯南町、知夫村で計141棟、一部破損が出雲市で8棟。土砂災害ではがけ崩れが15件と土石流が2件発生した。県内1460戸で停電した。

 道路では、国道54号(雲南市三刀屋町乙加宮ー掛合町掛合)が路面冠水により全面通行止めとなり、松江道(三刀屋木次ICー三次東IC・JCT)も雨のため全面通行止めとなった。県管理道路は23路線33カ所で全面通行止めになっている。

 JR西日本米子支社は、山陰線の米子ー浜田駅間と木次線の宍道ー備後落合駅間で、終日運転を取りやめる。鳥取ー米子駅間で一部特急の運転を開始。伯備線、境線の一部区間で運転を再開した。全線運転を見合わせていた一畑電車は、午後5時過ぎから順次運転を再開した。