松尾昭子さんの自宅前で初めて花開いたソテツ=松江市古曽志町
松尾昭子さんの自宅前で初めて花開いたソテツ=松江市古曽志町

 松江市古曽志町の松尾昭子さん(79)の自宅前で、本州で開花することは珍しいとされる観葉植物・ソテツの花が咲いた。黄土色をした細長い松かさのような形で、近隣住民が一目見ようと見学に訪れる。

 松尾さんが開花に気付いたのは7月中旬。花は直径15センチ、長さ30センチほどで、高さ約80センチの位置に咲いた。

 生きた化石とも称されるソテツは日本固有の常緑低木。一般的に10~15年に1度、花が咲くとされる。義父が47年前に植え、これまで兆候はなかったが、開花後は果実のような甘い香りを周囲に漂わせている。

 21日も「幸運なことがあるに違いない」と話す近くの多久和宏朋さん(73)が足を運ぶなど地域の話題となっており、松尾さんは「とにかく驚いた。実をつけるのかどうかも含め、観察が楽しみだ」と話し、得意の水彩画で記録に残そうと意気込んだ。
      (広木優弥)