鳥取県庁
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 鳥取県と鳥取市は25日、9人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。内訳は米子保健所管内7人、倉吉保健所管内1人、鳥取市保健所管内1人。県西部地区で病床ひっ迫の可能性があるとして、県は入院待機者を診察する「メディカルチェックセンター」を鳥取大学医学部付属病院(米子市西町)に設置した。
 県によると、米子管内の7人は、これまでに感染が判明した人と接触があった。倉吉管内の1人は県外在住者。鳥取管内の1人は感染者との接触は確認されていない。いずれも24日の検査で判明し、県内の累計感染者は649人となった。
 また、県は米子市内の接待を伴う飲食店でクラスター(感染者集団)の発生を確認した。従業員5人と利用客1人で、18日から休業。店側から「全ての利用者に連絡した」との説明があったとして、県条例に基づき店名は公表していない。実施中の営業時間短縮要請の対象区域内という。県内でのクラスターは15例目。
 米子市を含む西部地区の病床使用率は62・8%と国指標で最も深刻なステージ4(50%以上)に達している。メディカルチェックセンターは診察や血液検査で症状を確認し、入院、在宅療養、宿泊療養に振り分ける。
 併せて西部地区の宿泊療養は8月上旬以降、現在の40室から170室に拡大し、入院も病床を増やす方針。
市内で17日に認定した飲食店クラスターについて、新たに従業員1人と利用客1人の感染が確認され、計12人になったことも明らかにした。
(福間崇広)