山陰中央新報デジタル 私はこう使う

地域の話題がぎゅっと詰まった、山陰中央新報デジタル(通称:Sデジ)。新聞購読契約者は追加料金なしで利用できることを、ご存じでしたでしょうか?スマホがあればどこでも見られるから、活用の仕方は人それぞれ。実際に活用されているみなさんに、日ごろの使い方を聞いてみました。

 

「新聞に載ってたね」がつながりの入り口

宍道公民館長 持田 康史さん

今は松江市の宍道公民館の館長をしています。市役所の人と会議をすることもあれば、地域のお年寄りの方々と話をするし、近くにある学校のことにも関わる。とにかくたくさんの人に会う仕事ですね。公民館の自分の椅子に座っていると、窓口に地域の方々がいらっしゃいます。みなさんにちゃんと挨拶できるように、地域の人たちのことをしっかり分かっていないといけないですね。

山陰中央新報では、地域の人たちの名前がいろいろなところで登場しますよね。記事で取り上げられたり、「山陰文芸」や読者投稿覧の「こだま」などに投稿されていたり。  

公民館のある地域の人、出身高校の同級生、現役時代にお仕事をご一緒した方など、実は自分と近い人がたくさん登場しています。地域の方々に「新聞に載っていたね」と声をかけたり、高校の同級生に「頑張ってるね!」と久しぶりに連絡をとってみたり、新聞で名前を見かけることが、いろいろなつながりの入り口になっています。Sデジだと、知っている人の名前で検索もできますね。

お客さまとつながるためのヒント

明治安田生命保険相互会社 松江支社長 小山 陽子さん

 今は明治安田生命保険相互会社 松江支社の支社長をしています。ですが、実は島根の出身ではないんです。だから、最初はなじむのに少し苦労しましたね。「あげだが、こげだが……」と言われても何のことかわからなかったりして。

だからこそ、新聞を読むことが仕事に直結しています。毎月県内の営業所を回って勉強会をしているのですが、社員のみなさんとしっかり話すためには、地域のことに精通する必要がありますから。

たとえば、医療の話題は重要ですね。国全体の社会保障制度に変更があったら、それが島根の医療の現状にどう影響するのか、国全体と島根のこと両方を知っておかないといけません。

島根に生きるお客さまがどんなことに困るのか、我々としてどうお声がけをしていくべきなのか、それを考えるためのヒントが、新聞には詰まっています。

地元出身ではないからこそ、ほかの企業さんがどういうお仕事をされているのかも知っておく必要がありますね。お会いしたときに、「そういえばこの間、こんなことをされていましたね!」と話せると、やっぱり喜ばれます。そういうときに、「検索」機能で過去の記事を探して勉強したりもしています。

会社にいないことも多いので、外でもSデジで記事を読めるのはやっぱり便利ですね。移動時間中にさっと今日のニュースを確認したり、保険関係の気になる記事を選んで読んだり、紙面と組み合わせて情報を得たりしています。