戦争のない世界への思いを語った大竹しのぶ (C)ORICON NewS inc.
戦争のない世界への思いを語った大竹しのぶ (C)ORICON NewS inc.

 俳優の大竹しのぶ(68)が9日、都内で行われた舞台『ピアフ』制作発表に参加。戦争のない世界についての思いを語った。

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 『ピアフ』は、第二次世界大戦下にフランスで多くの人を歌で励まし続けたシャンソン歌手エディット・ピアフの物語。大竹は現在も世界では戦争が起きていることに触れ、「私もこういう年になっている。取材やラジオ、新聞を通して自分の意見を気にすることなく、堂々と述べていきたい」と思いを語った。

 作品に関しては、演出を手掛ける栗山民也氏から過去に「世界中の叫びのように歌ってくれ」と指摘されたことを明かした。その上で「戦争がいかに苦しませるかというのを感じてもらいたい」と話した。

 本作は、フランスで愛されたピアフの生涯を、大竹が16曲のシャンソンを歌いながら演じる。上演は、2011年を皮切りに、13、16、18、22年と続き、4年ぶり6演目となる。来年1月10日に東京・日比谷シアタークーリエで15周年を記念した公演が開幕し、翌11日は上演200回の節目を迎える。

 今回はボクサーのマルセル・セルダン役に廣瀬友祐が新たに加わり、イヴ・モンタン役に藤岡正明が13年公演以来カムバックする。制作発表には大竹のほか、梅沢昌代、彩輝なお、廣瀬、藤岡が参加した。