泉ピン子への“借りパク”を明かした大竹しのぶ (C)ORICON NewS inc.
泉ピン子への“借りパク”を明かした大竹しのぶ (C)ORICON NewS inc.

 俳優の大竹しのぶ(68)が9日、都内で行われた舞台『ピアフ』制作発表に参加。30年前から泉ピン子に“借りパク”しているものを明かした。

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 本作にちなみ、大竹は2012年に亡くなった十八代目・中村勘三郎さんから、初対面の20歳の時にピアフの自伝をもらったことを紹介。「壮絶な人生を歩んだ人だったんだ」と語った。

 その上で「後日談」として口を開き、「どこかでこの話をした後、泉ピン子さんに『しのぶ、あれはのりあき(勘三郎の本名)さんに貸したものだから返してよ」と言われたと告白。勘三郎さんを通して、思わぬ形で“借りパク”していたという。

 ただ、現在はその本が見当たらないそうで「もう30年前のことだからどっかいっちゃってどうしよう。ちょっと今ドキドキしています」と笑顔で話していた。

 本作は、フランスで愛されたシャンソン歌手エディット・ピアフの生涯を、大竹が16曲のシャンソンを歌いながら演じる。上演は、2011年を皮切りに、13、16、18、22年と続き、4年ぶり6演目となる。来年1月10日に東京・日比谷シアタークーリエで15周年を記念した公演が開幕し、翌11日は上演200回の節目を迎える。

 今回はボクサーのマルセル・セルダン役に廣瀬友祐が新たに加わり、イヴ・モンタン役に藤岡正明が13年公演以来カムバックする。制作発表には大竹のほか、梅沢昌代、彩輝なお、廣瀬、藤岡が参加した。