見頃を迎えた彼岸花=島根県吉賀町蔵木、ひがん花の里
見頃を迎えた彼岸花=島根県吉賀町蔵木、ひがん花の里

 【吉賀】島根県吉賀町蔵木の「ひがん花の里」で、彼岸花が見頃を迎えている。例年より10日早く、以前はクリ園だった約3ヘクタールの農地が深紅のじゅうたんとなり、訪れた人々の目を楽しませている。今月末まで楽しめるという。
 地元住民でつくる「ひがん花まつり実行委員会」のメンバーが草刈りなどの活動を行う。かつては雑木が生い茂り、ごみの不法投棄が多発していたクリ園の整備を始めたところ、自生していた彼岸花が繁殖し、現在では県内外から観光客が訪れる名所になった。
 今年は雨が多かった影響からか、一番早い花は8月末に咲き始めたといい、近くに住む実行委員会の池下邦枝代表(71)は「メンバーの高齢化で活動は年々難しくなっているが、多くの人に喜んでもらえるよう今後も整備を続けていきたい」と話した。
 例年、開花に合わせて開催するひがん花まつりは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった。
 (石倉俊直)